印刷ウォーターマーク ソリューション エンタープライズ・バージョン
xSecuritas 印刷ウォーターマーク ソリューション エンタープライズ・バージョンは、印刷された文書に自動で可視ウォーターマークを追加し、情報漏えいや不正利用の追跡を防ぐ企業向けの印刷セキュリティソリューションです。ウォーターマークには、ユーザーID、IP/MACアドレス、日付/時刻、プリンター名やプロセス名、Active Directory情報、Microsoft Sensitivity Label などを含めることができ、組織は不正配布の追跡が可能です。
管理者はウェブベースのサーバーを通じてウォーターマークおよび印刷ポリシーを管理でき、プロセス、ウェブサイト、感度ラベル、プリンター、文書の保存場所、ユーザー/グループに基づいてルールを適用できます。印刷はウォーターマーク付き・なしのいずれかで許可することも、完全にブロックすることも可能で、ホワイトリストおよびブラックリストの制御にも対応しています。
すべての印刷アクティビティ（ユーザー、文書、プリンター、ページ数、ポリシー結果など）は監査およびコンプライアンスのためにログに記録可能です。クラウド版および完全オンプレミス版が提供されており、銀行、政府機関、防衛などの高セキュリティ環境に適しています。
xSecuritasはISO 27001:2022およびSOC2 Type IIの認証を取得しており、当社のセキュリティ管理、開発プロセス、および運用実務が国際的に認められた基準を満たしていることを確認しています。これらの認証は、厳格なコンプライアンスや機密情報の安全な取り扱いを求める企業に対して、さらに安心を提供します。
xSecuritas 印刷ウォーターマーク ソリューション エンタープライズ・バージョンの仕組み
リアルタイムウォーターマークによる安全な印刷
- xSecuritas 印刷ウォーターマーク ソリューションは、印刷ジョブが開始されると同時に文書に可視ウォーターマークを自動で挿入します。ウォーターマークには以下のメタデータを含めることが可能です：
ユーザーID、IP/MACアドレス、日時、プリンター名、プリンタープロセス名、Active Directory情報、Microsoft Sensitivity Label など。 - クラウドまたはオンプレミスの集中管理ポリシーサーバーを通じて、管理者は印刷ポリシーを定義・適用できます。ユーザー、グループ、IP、プリンター名、アプリケーション、ウェブサイト、文書保存場所、感度ラベルに基づき、ウォーターマークルールを細かく制御可能です。
- ポリシーに応じて以下のモードをサポートします：
- ウォーターマーク付き印刷
- ウォーターマークなし印刷（許可されている場合）
- 印刷の完全ブロック（ポリシーに従う場合）
- すべての印刷ジョブはログに記録されます：ユーザー名、文書名、プリンター、ページ数、ポリシー結果、タイムスタンプ。ログはポリシーサーバーに保存され、監査およびコンプライアンス報告に活用可能です。
- ウォーターマーク出力はテキスト、画像、QRコードに対応し、色、透明度、位置、回転、繰り返し設定などを自由にカスタマイズできます。
- xSecuritas 印刷ウォーターマークはシステム／プリンタードライバーレベルで動作するため、アプリケーションやファイル形式を問わず利用可能で、個別の文書やアプリケーションを変更する必要はありません。
- また、完全オンプレミスでの運用も可能で、インターネット接続は不要です。金融機関、政府機関、防衛などの高セキュリティ環境に最適です。
主な特徴
ポリシーサーバー
- クラウドまたはオンプレミスのポリシーサーバーを提供しています。オンプレミスの場合、インターネット接続は不要です。
- ポリシーサーバー上で、ポリシー作成、エージェントの管理（エージェント終了/アンインストールなど）、ログの閲覧が可能です。
- 管理者はウォーターマークポリシーを作成し、グループやユーザーに配布します。複数のウォーターマークポリシーを作成できます。
- ポリシーはユーザーID、IPアドレス、Active Directoryのセキュリティグループ、ドメイン、サブドメイン単位で割り当て可能です。
- 同じポリシーを全ユーザーに適用することも、各グループやユーザーごとにポリシーを割り当てることもできます。
- 予約ポリシーの設定も可能です。
- 管理者はユーザーに配布する前にウォーターマークポリシーをプレビューできます。
- ユーザーの印刷ログ（ユーザー名、ドキュメント名、プリンター、ページ数など）をポリシーサーバーに保存できます。
条件に応じたウォーターマーク印刷の指定
- 指定プログラムによってウォーターマークを印刷するかどうかを設定可能
- 指定ウェブサイトによってウォーターマークを印刷するかどうかを設定可能
- 指定のMicrosoft Sensitivity Label（データ分類）によってウォーターマークを印刷するかどうかを設定可能
- 指定フォルダー内の開かれているドキュメントによってウォーターマークを印刷するかどうかを設定可能
- 指定プリンターによってウォーターマークを印刷するかどうかを設定可能
さまざまなメタデータウォーターマークに対応
- 動的なウォーターマーク用に、ユーザーID、ローカルIPアドレス、リモートIPアドレス、MAC、Active Directory情報、Microsoft Sensitivity Label（データ分類）、日時、コンピューター環境など、約30種類のメタテキストを提供しています。
- 印刷日、プリンター名、ドキュメント名などもウォーターマークとして印刷可能です。
- 印刷ごとにユニークキーを登録でき、このユニークキーで将来ドキュメントを追跡できます。
- ウォーターマークとしてテキスト、画像、QRコードをサポートしています。
- ウォーターマークの色、位置、透明度、角度、文字の繰り返し回数などを自由に指定可能です。
条件に応じた印刷の許可/ブロック設定
- 指定プログラムに応じてウォーターマーク印刷の可否を設定可能
- 指定ウェブサイトに応じてウォーターマーク印刷の可否を設定可能
- 指定のMicrosoft Sensitivity Label（データ分類）に応じてウォーターマーク印刷の可否を設定可能
- 指定フォルダー内の開かれているドキュメントに応じてウォーターマーク印刷の可否を設定可能
- 指定プリンターに応じてウォーターマーク印刷の可否を設定可能
xSecuritas 印刷ウォーターマーク エンタープライズ・バージョンに関するよくある質問
xSecuritas 印刷ウォーターマークとは何ですか？
xSecuritas 印刷ウォーターマークは、印刷物に自動的に可視のウォーターマークを埋め込み、文書の漏洩防止、印刷物の追跡、印刷ポリシーの適用を行うエンタープライズ向け印刷セキュリティソリューションです。
ウォーターマークの適用タイミングを制御したり、ウォーターマークを抑制／印刷をブロックできますか？
はい。ポリシーサーバーを使用して、管理者はユーザー、グループ、IP、アプリケーション、ウェブサイト、プリンター、文書パス、機密ラベルごとにルールを定義できます。ポリシーに従い、印刷はウォーターマーク付き、ウォーターマークなし（許可されている場合）、または完全にブロックされます。
印刷ウォーターマークは、どのアプリケーションやファイル形式でも使用できますか？
はい。ウォーターマークはシステム／プリンタードライバーレベルで適用されるため、どのアプリケーションやファイル形式でも印刷可能で、アプリケーションや文書の特別な変更は不要です。
高セキュリティ環境やオフライン環境でも使用できますか？
はい。オンプレミス版ではインターネット接続が不要で、金融機関、政府機関、防衛などの高セキュリティ環境でも利用可能です。
ウォーターマークに含めることができるメタデータは何ですか？
ウォーターマークには、ユーザーID、IP/MACアドレス、プリンター名、文書名、印刷日時、Active Directory情報、Microsoft Sensitivity Label（データ分類）などを含めることができ、約30種類のメタデータをサポートしています。
印刷ジョブは監査・コンプライアンスのために記録されますか？
はい。すべての印刷ジョブは記録されます：ユーザー名、文書名、プリンター、ページ数、ポリシー結果、タイムスタンプ。ログは中央で保存され、監査およびコンプライアンス報告に使用されます。
ウォーターマークの表示はカスタマイズできますか？
はい。管理者はウォーターマークの内容（テキスト、画像、QRコード）、表示形式（色、透明度、位置、回転角度）、および繰り返し回数をカスタマイズできます。
対応OS
Windows